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自分でできる。簡単な漏電の確認方法

電気まわり全般

漏電とは本来の回路から電気が漏れ出してしまうことです。電気配線や器具は「絶縁」処理が施されているため、通常周囲に電気が漏れることはありませんが配線や電気器具が濡れたり、経年劣化で配線が破損していたりすると電気は決められた回路から漏れ出てしまいます。
漏電を放置すると人体を介しての感電リスクや建物や周辺物を介した火災リスクが発生する原因となります

漏電を引き起こす6つの原因


1.配線の経年劣化

長年、同じ配線を使用していると電気配線の被膜(ビニールや絶縁材)が劣化し、内部の導線がむき出しになり、金属や壁に電気が流れてしまうことがあります。

2.水分や湿気

浴室、キッチン、屋外などの湿気が多い場所では、水分が配線や電気機器の内部に入り込むことで、絶縁性能が低下し、漏電につながることがあります。

3.電化製品の劣化

古い家電や故障した機器は、内部で絶縁がうまくいっておらず、筐体(ケース)や周囲に電気が漏れることがあります。

4.害獣被害

ネズミなどの害獣が壁の中に入り込み、電気配線をかじる・傷つけることで、配線の破損し漏電につながることがあります。

5.コードやプラグの破損

無理やりプラグを抜いたり、コードを急角度で曲げたり、束ねたまま使用することでコードやプラグが溶けたり破損したりする原因になります。また電気回路の接続箇所が緩いと、接触抵抗が強くなりこの状態で長時間電気を使用すると破損原因に繋がり漏電につながることがあります。

6.家屋の劣化

家屋が劣化してくると屋根や壁から雨水が入り込み、雨漏りすることで配線や器具がぬれて漏電することがあります。

漏電箇所の確認方法

漏電ブレーカーは電気漏れを検知すると自動的に遮断されるためこれを利用して漏電の有無を確認してください

  1. 1. 安全ブレーカーをすべてOFFにする
  2. 2. 漏電ブレーカーもOFFにする
  3. 3. 漏電ブレーカーをONにする
  4. 4.安全ブレーカーを一つずつONにして漏電ブレーカーが落ちないか調べる

上記の手順で一つずつ安全ブレーカーをONにして急に漏電ブレーカーが落ちたらその安全ブレーカーに不具合が生じている可能性があります。

漏電ブレーカーがついていない古いタイプのものは確認自体ができないため新しいものへ交換することをお勧めいたします。

漏電箇所が判明したら

漏電箇所が判明したらその部屋で使用している電化製品等のプラグをコンセントから抜いてください。感電リスクがありますので必ず素手ではなく厚手のゴム手袋を利用ください

まとめ

テスターを使用した確認方法もありますが、こちらは専用器具が必要です。漏電を放置することは二次災害に繋がりとても危険です。またご自身で修理するのは危険な行為なので専門業者にご相談ください

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